第24回自由律俳句フォーラム
毎年春と秋の年二回、「自由律俳句フォーラム」というイベントが開催されています。
事前に句を募集し、互選の結果、上位入賞者(1位~3位)には賞金が出ます。
コロナ禍のため今回のフォーラムは句会がありませんでしたが、先日選句結果のみメールにて配信されました。
第24回を数える今回の自由律俳句フォーラムは、題詠「桜」と自由詠でそれぞれ一句ずつの募集でした。
私の句と結果は下記のとおりでした。
●題詠「桜」:10位(全44句)
フランスパンにゅっと待ってる桜並木
●自由詠:5位(全44句)
いちにちを生きてひらく花柄の日記帳
個人的に順位云々はどうでもよい話ですが、評をいただけるのは大変ありがたいものです。
少しご紹介します。
題詠句
・「フランスパンと桜並木がいいです。にゅっと待ってるも動くがあり、春らしさがあり良いです」
・「フランスパンと桜の意外な組み合わせが高揚感をよく伝えている。「にゅっと」で軽やかさ、POPさを効かせた点も上手い」
自由詠
・「生きる希望に満ち溢れたステキな作品。心に深く残った作品です。きっと若い人? かな」
どの評もありがたい限りなのですが、特に嬉しかったのは自由詠でいただいた評です。
こちらの評を付けてくださったのは句歴60年以上を誇る感動律の大ベテランの方です。
句会でご一緒させていただく機会も多く、私自身大変尊敬している俳人の一人です。
その方が特選句として上記の評を付けてくださいました。
こんなに嬉しいことはありませんし、今後のモチベーションも上がります。
次回のフォーラムは秋の予定ですが、今度は無事に句会も開催でき、皆さんにお会いできることを心から楽しみにしています。
今日のところはこの辺で。
あなたが佳き句に出会わんことを…。